真鍮　x　錫　リング　～滴り～

真鍮と錫のリングで、華奢のリングながら金と銀の組み合わせで存在感があります。

錫は、古くから人の生活に関わりの深い金属で、日本には、スズそのものの加工品
としては奈良時代後期に茶とともに持ち込まれた可能性が高いと言われています。
錫は毒性が低く、酸化や腐食に強いため、主に飲食器として重宝されてきました。
酸化や腐食に強いということは、アクセサリーにも向いまして、ほとんど変色しな
いのでお手入れが楽ですし、磨くと銀に似た美しい光沢があり、柔らかい金属であ
る錫ならではの質感も魅力です。

真鍮のベースに錫が滴る様に取り巻いていて、はめる角度でいろいろな表情を
楽しんでいただけると思います。
真鍮は時間が経つと変色してきますが、味が出てくるとも言えます。金色の輝き
を保ちたい場合はは、使用後に柔らかい布で拭いていただけるとより長く輝きを
保つことができます。変色してしまったら市販の金属磨き等で力を入れすぎない
様に磨いていただけると輝きが戻ります。
錫部分は変色はほとんどしませんが、錫は比較的柔らかい金属ですので強い力が
加わらない様にご注意ください。
保管の際は、空気を遮断するジップバックなどに入れていただけると変色を防げ
ます。

作品の性質上サイズ合わせができませんので、ご了承ください。

サイズ　約　15号
　　　　リング幅　最大約1.5mm　　　　
　　　　　　　　

素材 　　　 ・錫（スズ99%銀0.3%銅0.7%）　
　　　　　　 ・真鍮
　　　　　
　
錫作品のお取り扱いについて

錫は金属のなかでは比較的やわらかい部類に特性があります。
落としたり、角のあるものにぶつけるなど強い圧力や衝撃を与えると、
変形する場合がありますのでお気をつけください。
ですが、逆にいえば、変形したとしても、また元どおりに直せるので
メリットでもあります。
ご使用後は、柔らかい布等で拭いていただけると、より輝きが長持ち
します。

※PCの環境によって若干お色が異なる場合がございますのでご了承ください。
※天然石特有のインクルージョン、不純物、色むら、クラックがあるものもございます、
天然である証でもありますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
また原石加工上の小さな欠けや穴欠け、細かな傷、模様、大きさの不揃い等は
不良品ではございません。ご了承をお願いいたします